キャッチーでダイレクトなエサ

せどりを始めてちょっと調べていくとよく現れる『利益商品』の紹介。
先に”再現性のあるせどり、ないせどり”について綴らせて頂きましたが、せどりというものは基本的に再現性のないモノです。
「おいおい骨さんよ、再現性のあるせどりもあるって言ってたじゃん」
はい、それは事実です。しかし、誰かの紹介した商品…見つけるのはほぼ不可能です。場所・店舗名が記載されていたとしても難しいでしょうね。なぜならば、それは過去のお話だからです。商品は入れ替わり、相場も変化します。
中には「傾向として、このようなモノが売れるって事を知ることが大事」と仰ってる方もおられます。一理あるかと思いますが、例えば…そうですね…本ジャンルでは医学系の本は元値がとても高いため、中古であっても高値で取引される傾向があります。
しかし、やっぱりピンキリなんです。高く取引されているものもありますが、箸にも棒にも掛からぬ安値のものの方が多いのが現実です。医学書＝利益が出る　そんな傾向を件の『利益商品』から知ったところで大した意味はありません。

そして、こんなことばっかり言っていますが「その利益商品…本当にその人が仕入れて販売して利益が出た商品なの？」って必ず疑ってみてほしいんです。仕入れ値だって自己申告なのでいくらでも操作できます。

「100円仕入れで200円の利益が出ました！」よりも「100円仕入れで10000円の利益が出ました！」の方がとってもキャッチーに見えませんか？キャッチーは『作れる』のです。

散々綴ってきましたが、ある種勉強にはなるのかもしれません。本当に役立つ利益商品を無償・善意で提供されている方もいます(骨の知る限り１名ですが)

どれを信じるか、どう考えるか、それはもちろん、あなたの自由です。